昔からそう。けっきょく見つめるのがこわいのだ。

なんでそんなに本も読んで映画も見て、それなのになんで人の気持ちがわからないの?

そうではなくて、人の気持ちがわからないわけではなくて、ただ、人の気持ちを直視することがこわいのだ。

そこを直視したあとにある現実に対して処理をすることが怖くて、わからないふりをしているだけなのだ。

弱虫の処世術。

いつまでたっても愛せない。

「ヘイトフルエイト」観た。

とりあえず、長かった。。。

けど、体感値としては160分よりもっと短くかんじたかな。

音楽がカッコいいし、やっぱり脚本が良くできてる。

密室劇というか、狭い世界の中、会話で成立させてる映画って好きだからじっくり観れた。

サミュエルLジャクソン渋くてよかったな。。。

けど、タランティーノらしい映画ではあるけどし、タランティーノの映画は欠かさず観たいし新作出ればすごく気になるけど、やっぱり好きな監督ではないなと再確認。

なんか、たぶん、映画に求めてるものが違うというか、彼のマニアックな楽しみについていけてないんだと思う。

映画への方向性が違うんだろう。

もっと映画って心に沈殿物が残る方が俺は好きだな。

昔はもっと楽しめたけど、今はこういうの楽しめなくなってる。

でもまた新作出たって聞いたらいそいそと映画館に向かう俺がいることは間違いないんだろうけど。

「ヘイトフル・エイト」オリジナル・サウンドトラック

「ヘイトフル・エイト」オリジナル・サウンドトラック