餅は餅屋で、すべての道はプロに任せ、素人は黙って見ているべきなのだ。

仕事はなんでもその道のプロがやるもので、その自覚がないものは退くべきであるし、また、太刀打ちできないとわかれば、自分がプロとして生きていける別の道を見つけるべきであると思う。

今回の選挙。

定番になりつつある、池上彰の選挙番組を観ながら、やはり日本の先行きに不安が大きくつのる。

これから勉強しますの連続。

本当にやめて欲しい。

憲法を変えたらダメだとは思わないが、自民党の案はダメだと思う。あんな全近代的なものはない。いつの思想だよと思う。しかし、それが実現する第一歩目が動き出してしまった。

選挙に行かなかった人、責任取れないでしょ?選挙に行けよ、投票率のこの低さってなんだよ。

日本の経済に不安はないの??

教育はこのままでいいの??

若者の声は誰が反映させるの??

この国でこのまま生きるのが怖くないの??

ソウカと日本会議の意見しか通らなくなるじゃん。

おれはとにかくプロに出てきて欲しかったし、無記名でも投票することに意味があると思うので、みんなに選挙に行ってほしかった。

経済の見通しをたてて欲しかったし、日本はまだ大丈夫なんだと思いたかった。

けど、今回でいよいよダメかもと強く思った。

いまだに今井絵理子朝日健太郎なんかが当選するような危機感の無い国はダメだ。彼女や彼を否定するつもりは無いが、この道のプロでは明らかに、無い。

おれの先輩がこんなの文章をSNSにアップしていた。

「今回の選挙でラスタカラーが使われた事が非常に悲しく思った。ボブはワンラブピースコンサートの前に銃撃された。ただ彼はジャマイカの二大政党にはどちらにも肩入れしてない。ただあまりにも影響力が強過ぎてしまっただけだ。ワンラブピースコンサートで党首二人を呼んで握手させた。ただそれだけだ。音楽だけは誰に対しても平等であって欲しい。ボブの心はピースしかなかったただそれだけだ。チェゲバラとボブは全く違う。チェゲバラは革命家だがボブはピースマン。チェゲバラは武器を持って革命した。ボブは武器を持って歌を歌ってない。だからチェゲバラとボブが一緒にされる事は心外だ。アーティストであるならば、まず誰もが口ずさめるようなヒット曲を作る事に注力してください。派手な選挙活動ではなくてボブのように歌で詩で人々の心を掴んでください。陰謀論を説くような幼稚なリーダーにならないでください。ボブはボブでしかない。であるならば、あなたはあなたでいてください。ミュージシャンは政治に首を突っ込んでも、政治家になっては駄目なんだ。音楽家でお願いします。僕達は日本人です。本気であるならば、ラスタカラーではなく。日本人が日本の政治を変えるのであれば、右でも左でも関係なく、日の丸の名の下で闘う事ではないでしょうか?」

誰とは言わない。

おれは彼は選挙活動の新しい見せ方を提案したという点において評価はできると思う。ただ、プロではない。経済がよくなる気がしない。

もし、都知事選で石田純一なんかが出てきたら、もう、東京を出たいと思う。この国で生きることが恥ずかしいと思わせないで欲しい。

日本会議の研究 (扶桑社新書)

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