映画「スティーブ・ジョブズ」※ダニーボイルの方 を観た。

※ダニーボイルの方

徹底した会話劇で、三幕ある密室劇を観ているようで、その言葉の波に飲み込まれるようにして集中して見ることができました。

面白い映画だと思います。

ただ、ダニーボイル監督の作品は好きでよく観るのですが、あらためてダニーボイルらしさってなんなのか、よくわからなくなりました。

撮る映画全て恐らく原作に忠実に撮りきる人なのかなと感じました。

なんにせよ、スティーブ・ジョブズの事ほとんど知らないし、アップル製品もiPod位しか持っていない私でも(逆に先入観なく観れたのが良かったのかもしれませんが。)充分楽しむことができた映画でした。

たぶん脚本家がすごいんだとおもいます。

世の中を変えるのは確固たる信念と狂気で、ある意味アーティストだけが世の中を変えられるのだと教えられた気がします。

どうやら世界ではリンゴの木からは色んなものが生まれたようです。

次のリンゴは何を生み出すのでしょうか。

楽しみです。

「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」

いいこと言いますね。

ジョブズの事、もっと知りたくなる一本でした。

Abbey Road

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